広告配信プラットフォーム "CA DyVE" を支える Scala + GCPなリアクティブシステム

DSPと呼ばれる広告配信プラットフォームは毎秒数万に及ぶ広告入札リクエストを100ミリ秒以内にレスポンスする必要があります。弊社のDSPの一つである”CA DyVE”ではGCPをフル活用したリアクティブシステムとして設計することで上記に対応しました。 本セッションでは、CA DyVEの設計の主に下記について、図やScalaのコードで紹介します。

• 高トラフィック/低レイテンシなシステムを拡張性や復元性をもって支えるリアクティブシステムとしての全体アーキテクチャ
• 快適な運用保守を目的としたクラウドコンポーネント選定（GCPの場合）
• 特性に応じた処理方式の使い分け(オンライントランザクション処理、ストリーミング処理、またはバッチ処理)
• Circuit Breaker, Throttling, Bulkhead, CQRS+Event Sourcingといったアーキテクチャパターンの活用

トークの長さ

40分

発表言語

日本語

聴衆の対象

中級者: 分野の基礎は分かるが、細かい所は不安

こんな人におすすめ

リアクティブシステムについて具体的なイメージをつかみたい人
高スループットかつ低レイテンシなシステムとその設計に興味がある人

発表者

西村政輝 (株式会社サイバーエージェント)

• ScalaMatsuri 2017：DMMのAPI GatewayをAkka StreamsとAkka HTTPで作り込んでみた http://2017.scalamatsuri.org/#schedule https://speakerdeck.com/mananan/implementing-dmm-api-gateway-in-akka-streams-and-http https://youtu.be/1WvueJg6gOY
• AWS Summit Tokyo 2017: (D4T6-3　導入事例トラック 3) DMM における会員基盤プラットフォームへのAWS導入から活用事例の紹介 https://aws.amazon.com/jp/summit2017-report/details/ https://d1.awsstatic.com/events/jp/2017/summit/slide/D4T6-3.pdf https://www.youtube.com/watch?v=4J4CI-EI_WM

貢献