オブジェクト指向と関数型、Scalaのどちらの側面であれ、過度に抽象化されていたり、その抽象化が広範に影響してしまっているコードを扱う羽目になったことが、みなさんあるかと思います。そういうコードは理解しづらく、また修正も難しいものです。
この講演では経験則をもとに、低コストな、簡単に解きほぐすことができる抽象化と、そうではない高いコミットメントの抽象化について解説します。すなわち、抽象化がコードの制御フローに影響を与えるかどうかを区別する方法です。
制御フローに影響を与える抽象化となってしまうことを早い段階で避ける方法と、コミットメントの高い抽象化がそれに見合うだけの価値があるかどうかを知る方法について説明します。
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