再帰:スキーム,代数,finally tagless,データ型. 統合されたビジョン

このトークでは、再帰スキームやfinally taglessエンコーディングの裏にある中心的概念をゼロから導出します。

型代数(type algebra)や同型写像(isomorphism)の簡単な紹介から始まり、そして単純な再帰的なデータ型とそれに対する様々な畳み込み(fold, foldMap, 直接的なfoldr)のような操作を通じて、final taglessや再帰スキームなどの同型写像を利用して異なる形態へと揉み込んでいく方法を学びます。

そうすれば自然なこととして “Recursive”型クラス、代数的データ型(ADT)のBoehm-Berarducciエンコーディング、catamorphism、そしてF代数(F-algebras)へと到達することでしょう。

トークの長さ

90分

発表言語

英語

聴衆の対象

中級者: 分野の基礎は分かるが、細かい所は不安

こんな人におすすめ

Recursion Schemes(再帰スキーム)やfinally taglessエンコーディング、より汎用的な型理論について理解を深めたい人
Scalaにおける関数型プログラミングについて中ぐらいの理解ができており、より高度なトピックについて学びたい人

発表者

Alexander Konovalov (Compellon, Analytics Engineer)

• WWW2017において学術論文の発表をしています。 https://www.slideshare.net/AlexanderKonovalov13/learning-event-extractors-from-knowledge-base-revisions
• Lambdaconf 2018でも発表しましたが、Scalaz summitの合間で非公式に設定されたものだっため、十分な準備の時間を取れませんでした。 https://alexknvl.com/docs/scalaz_summit_presentation.pdf

貢献

• Scalazのコントリビュータであり、チームメンバーでもあります。